玄関・鍵
スマートロック購入前のサムターンの測り方と適合確認
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結論
購入前に、サムターンの形・寸法・周囲の空間を測り、候補製品の公式取り付け図と照合しましょう。範囲内の寸法でも、台座や防犯機構、ドア枠との干渉が残れば設置確定にはしません。
3秒で分かる要点
- つまみ
- 形状と防犯機構を確認
- 寸法
- 測る位置もメモする
- 周囲
- 台座・接着面・ドア枠を確認
- 2ロック
- 上下を別々に測る
購入前に確認
- サムターンの形状・回転角度
- 台座の段差と取り付け面
- 周囲の干渉と賃貸の条件
形が分からなければ推測せず、写真とメーカーの図で照合してください。
目次・必要なところへ
後付けスマートロックは室内側のつまみを回すため、つまみそのものと、本体を置く台座・ドア枠周辺の空間を別々に測ります。
測定値だけで設置可能とは確定できません。防犯ボタン、押し回し式、回転角度、つまみの根元にある台座の段差、接着面、ドア枠との干渉(ぶつかり)なども確認が必要です。
サムターンとはドア内側の鍵のつまみ
玄関ドアの室内側にあり、手で回して施錠・解錠するつまみがサムターンです。スマートロックの後付け製品は、このつまみを機器が回す構成が多いため、形状と周囲の状態が適合に影響します。
最初に次を確認します。
- 通常のつまみ型か、丸型か、特殊な形か
- ボタンを押しながら回すなどの防犯機構があるか
- つまみの根元に台座や段差があるか
- 鍵が上下に2つあるか
- ドアを閉めた状態で、鍵が重くならずに回るか
形の名前が分からなければ、推測で分類する必要はありません。正面、側面、サムターン周辺が分かる写真を自分用に残し、メーカーの図と比較します。
測定前に用意するもの
- ミリ単位で読める定規またはメジャー
- 数値と測定位置を記録するメモ
- 自分で見返すための写真
- 候補製品のメーカー公式取り付け資料
写真には住所、部屋番号、物理鍵の刻印など、不要な情報を写さないようにします。当サイトの診断へ写真や住所を送る必要はありません。
基本として記録する寸法
つまみの幅・高さと、枠やハンドルまでの余裕を記録。
つまみの厚みと、ドア面・台座から先端までを区別。
適合を保証する図ではありません。周囲の余裕に共通の合格値はありません。測定の起点・終点は製品ごとの公式図に合わせ、上下2ロックは別々に確認してください。
表は横にスクロールできます →
| 記録項目 | 測る内容 |
|---|---|
| 幅 | サムターンを正面から見た横方向の大きさ |
| 高さ | サムターンを正面から見た縦方向の大きさ |
| 厚み | サムターンのつまみ部分の厚さ |
| 台座から先端まで | ドア面や台座を基準にした突出量。公式図の基準位置に合わせる |
| 周辺の余裕 | 台座の上下左右にある平らな面と、枠・ハンドル・壁までの距離 |
| 回転範囲 | 施錠から解錠までに動く方向と角度、周囲への干渉 |
| ドア側の寸法 | ドアの端からサムターン中心までの距離、ドアの幅・厚み、閉めたときに枠と重なる幅 |
同じ「高さ」「厚み」という言葉でも、メーカーによって起点と終点が異なる場合があります。最初の記録は候補を絞る準備に使い、購入判断には各公式図の測定位置で測り直します。
測る手順
- ドアを開けた状態で、サムターン全体と周囲を確認する。
- 正面と側面から形状を記録し、防犯ボタンや押し回し機構を確認する。
- 幅、高さ、厚みをミリ単位で記録する。
- 台座からつまみ先端までの突出量を、候補製品の公式図に合わせて測る。
- 機器を貼り付ける平らな面と、ドア枠・ハンドル・壁までの余裕を確認する。
- 手動で施錠・解錠し、回転角度、引っ掛かり、周囲への干渉を確認する。
- ドアを閉じた状態でも鍵が無理なく回るか確認する。
測定中に鍵を分解する必要はありません。取り外しや加工が必要に見える場合は、自分で進めずメーカーや管理者へ確認します。
今すぐ購入しない場合は写真と寸法だけ残す
商品を今すぐ買わない場合でも、正面・側面・ドア枠との位置が分かる写真と、基本寸法を自分用に残しておけます。候補製品を決める前は、おおよその寸法を記録するだけで十分です。
候補が決まったら、そのメーカーの公式図と同じ位置を測り直します。先に製品を1つへ絞り込まず、測定結果と公式資料が合う製品だけを候補にすると、取り付けられない商品を注文する可能性を減らせます。
2ロックは自動化する範囲を先に決める
上下2つの鍵がある玄関では、両方を自動化するか、片側だけにするかを先に決めます。
- 両方を自動化する場合:上下それぞれの形状と寸法を別々に測る
- 片側だけ自動化する場合:対象にする側を測り、もう一方が手動のまま残ることを確認する
- まだ決めていない場合:必要な本体数と構成価格を確定しない
上下が同じ見た目でも、周辺スペース、枠との距離、回転の重さが異なることがあります。2台構成では、本体同士の連動条件と認証機器の台数も別に確認します。
賃貸住宅と共用玄関も別に確認する
両面テープで取り付ける製品でも、剥がした跡や表面の損傷が起きないとは断定できません。賃貸住宅では、契約内容、原状回復、管理会社や所有者への確認要否を調べます。
マンションの共用玄関にオートロックがある場合、住戸の玄関へスマートロックを付けても、共用玄関を同じ方法で通過できるとは限りません。共用部への機器取り付けや変更は、管理規約に従ってください。
5製品の公式資料で確認すること
2026年9月20日時点の製品データでは、5製品すべてに公式の取り付け確認資料を登録しています。ただし、個別の自宅への適合状態はすべて未確認です。
表は横にスクロールできます →
| 製品 | 確認できた条件 | 購入前の照合先 |
|---|---|---|
| SwitchBot ロック Ultra | 平らな両側面を持つ形状はホルダーを確認。丸いつまみは公式サポート上非対応 | 公式の形状・ホルダー・非対応形状 |
| SwitchBot ロック Pro | つまみ中心から台座端まで30mm以下。つまみ中心からドア枠まで原則40mm以上 | 公式図のA〜F寸法、玄関錠の写真、40mm未満の場合の追加条件 |
| CANDY HOUSE SESAME 5 | 付属テープで取り付け。特殊形状は別売アダプターが必要な場合あり | 公式の鍵別アダプター確認表 |
| CANDY HOUSE SESAME 6 Pro | 付属テープで取り付け。特殊形状は別売アダプターが必要な場合あり | 公式の鍵別アダプター確認表 |
| Aqara スマートロック J200 | サムターン厚2〜22mm、つまみ中心から台座端まで31mm以内、回転角度90〜120度など | 公式取り付け可否チェックのA〜H・W・T・O寸法、回転角度、干渉 |
ロックProの「中心から台座端まで30mm以下」とJ200の「中心から台座端まで31mm以内」は似ていますが、数字だけを横並びにして適合を比較できません。各公式図の測定位置と、周囲に本体を貼れる面があるかを確認します。
J200では入力したサムターン厚が2mm未満または22mmを超える場合、診断上は範囲外として候補を成立させません。範囲内でも、台座の大きさ、バックセット(ドアの端からサムターン中心までの距離)、つまみの高さ、回転角度、ドア枠とのぶつかりなどが残るため設置確定にはしません。
測定後も「メーカー照合待ち」
診断では、形状、幅、高さ、厚み、周辺の余裕が入力されるまで「測定待ち」と表示します。入力が揃った後も、次の項目が残るため「メーカー照合待ち」です。
- 公式図と同じ位置を測っているか
- 対応するホルダーやアダプターがあるか
- 貼り付け面が平らで、十分な面積があるか
- サムターンの回転角度と機器の可動範囲が合うか
- ドア枠、ハンドル、壁、上下の本体と干渉しないか
- ドアを閉めた状態で無理なく施錠できるか
寸法が分からない場合でも、スマートロック診断は進められます。結果は推奨確定ではなく候補として表示されます。
画面を見ながら測る場合は、取り付け前の確認ガイドを使用してください。機能や必要なハブを先に整理したい場合は、測定値を空欄のまま診断し、候補が出た後で公式資料と照合できます。
公式資料
確認日:2026年9月20日
本記事は購入前の測定準備を説明するもので、個別住宅への設置可否や原状回復を保証するものではありません。実機による取り付け検証は行っていません。